ラノベ日記

ラノベの感想用

カテゴリ: ギャルゲー制作

有川浩氏の最新作「シアター!2」

有川浩作品はどれ読んでも面白いし、前作(シアター!)の続きも気になるし
って事で早速買ってきて読んでたのですが、すごく気になる台詞があったので紹介。

「シアター!」は小劇団に、しっかりサラリーマンが関わって……
(役者ではなく、手伝い)
という話なのですが。


>劇団の主宰は劇団員に給与という形の責任を持たず、劇団員は劇団に対して帰属する義務を持たない
>劇団が機能する根拠は各自のモチベーションのみである

>これほどいい加減な組織形態が他にあるか。

というのを、サラリーマンが劇団に抱くシーンがあるのですが。
同人ゲームサークルも、正に同じ状態なんですよねぇ。

確立された手法による、進捗・品質管理を行えば、それなりに安定した開発は可能になるのですが……
あくまでも、メンバー個人のモチベーションに依存するという。
⇒まぁ、企業の場合でも、じゃー辞めるわってなることもありますけどね・


てか、有川浩作品。どれ読んでも面白いのでマジオススメです。
(一番オススメは「海の底」かなぁ)

メディアワーク文庫創刊時のコンセプトはオトナ向けラノベでしたが、こんなのもってこられたらオッサンは大喜びしちゃいますよ。
オッサン(私限定かもしれませんが……)の好きそうな展開が超盛り沢山。


てか、オッサンだけじゃなく若い人が読んでも面白いと思うんだけど。
(最近の若者は何読んでるんだろう)

冬コミ行ってきました。
製作に携わっていた「秋桜-序の舞-」の頒布です。

7:30 例年西館行の列に並んでいる時間ですが、サークル入り口から東館に入ります。

ブース準備。
今回は秋桜1品ということで、ほぼ問題なく完了。

9:00 あれ……一般参加の入場は10時ではなかったか?
どうやら最前列グループ?(始発前集合組でしょうか?)は館内に列を作れるようです。

10:00 頒布開始
関東メンバーの私(tijins)と白玖氏に加え、原画担当のいつ子氏と3名です。

人目を引きやすいようにと、いつ子氏に薄着をさせる白玖氏。
⇒白玖さん、あんた鬼だよ!
 席に着いて動けない状態での薄着は風邪フラグということで、
 会場内のファミマに使い捨てカイロを買いました。

ファミマ使えない。
ペーパーを印字しようとファミマに、安全性を考えてPDF&MSオフィスの両形式を準備。
1.USBメモリが使えなかった……
2.SDカードにコピーして再度挑戦!
3.MSオフィス・PDF・PNGすべて対応してない。
⇒JPGオンリーとか、どんだけ使えないんだよwwww

⇒しかも価格はセブンイレブンの2.2倍
(セブンイレブンは、PDFもオフィス2003,2007も対応で、USBメモリも使えます。モノクロ10円/枚、フルカラーA4 50円/枚)

終了。
販売本数は……。しかし、体験版の配布はうまくいったのではないかと。


てか、コミケで女性と店番とか……
すごくありえない経験をした気がします(お前ら、どこのげんしけんだよと…)
⇒白玖さんの人脈、恐るべし

学生の時の感覚だと、同人ゲームのプロジェクトで、実際に完成出来るのは1割未満といった感じだったのですが……

社会人になってから、同じようなメンバーで同人ゲーム制作をやったところ
驚くほどスムーズに、ベータのリリースまで辿り着きました……

何が違うのか?
と考えてみたのですが、学生プロジェクトの問題点は、結局進捗管理にあったような気がします。


「同人ゲームを完成させる方法」
1.日程計画を作る
 スケジュール表ですね、各担当者の業務を書き出し、スケジュール表に作業期間を書き込みます。

2.進捗管理
 ●ダメな進捗管理「締切日だけが決まっている」
 →これはダメです。締切日になり遅れが判明→締切日を伸ばす
  これの繰り返しになって、結局完成しない作品が数多くありました。

 ◯良い進捗管理
 →スケジュール表に従い、毎週確認する。
  これをやると、ほとんどのプロジェクトで
  日程計画の5割が経過しても、5割まで完成していない事が判明します。
 →この場合、取るべき対策は、締切り日の延長ではありません。
  対策を次の3つから選びます。
  1.人の投入
   気合いで遅れを取り戻せるというのは、希望的観測です。
   そもそも遅れが生じたのは仕事が重すぎるのです。
   担当者の人数を増やすことで、遅れを取り戻すのが得策です。
   (人員に余裕が無い場合、この選択肢はありません)

  2.ボリュームの縮小
   開発の規模を縮小します。
   極端な話し、前編・後編に分けましょう。

  3.クオリティを下げる
   ギャルゲーであれば、イベント絵を減らす、表情の差分を少なくする
   BGMの種類を減らす。等々があります。

  ここで、同人なんだから、工数を気にせず納得するまでやれば良い!
  とか言うプロジェクトがありますが……
  →そのやり方では、結局完成しないことがほとんどです。

3.バックアップ
 締切り直前に連日の徹夜……
 かってない連続稼動時間に、PCがお亡くなりになられた。
 というパターンを何回か見かけました。
 
 これはシステム担当だけでなく、シナリオや、絵師さんにも念押しするべきです。
 →別フォルダにコピーでは、バックアップになりません。
 →USBメモリや、物理的に異なるHDDに、毎日コピーしてください。
 (常に10日前くらいまでは保持しておき、古いものから消してゆけばよい)

 というか、PCは機械ですから、何時か必ず壊れます。(HDDの寿命は約5年ですよ)
 プロジェクト期間中に壊れなければ、幸運と思いましょう。

 →偏見かもしれませんが、絵師や、シナリオ担当の方は、プログラマに比べ
 PCが壊れる想定をしていない人が多いように感じます。
 PCヲタの人が五月蝿いくらいに言いましょう。


この3点を守れば、だいたいのプロジェクトは完成に辿りつけるはずです。
→私が学生だった頃には気づけませんでした……

進捗遅れた場合の3点↑、あれを実社会で出来ればみんな幸せなのですが
(実社会では、人は増えないのに、何故か機能が追加されて、試験項目も増えるw)

H氏との打ち合わせにて。

H氏
ラブプラスは普段ギャルゲーやらない層もやってるみたいだし、隠れヲタも多いのかもしれませんね。


いや……あれ楽しくやれる人は、現実世界でもうまくやれる人ですよ。
隠れヲタってより、あのゲームは隠れリア充向けです。


リア充の方には分からないと思いますが……
末期の非リア充にとっては、ラブプラスですら難しく感じます。

Windows用ADVが最高ってことで。

H氏と打ち合わせしてきた。

基本的に普段はSkypeとかメッセンジャーの打ち合わせできてて、それほど不便は感じてないのですが、実際に会って話すと色々進みますね。

てか、お互い感じてる問題点を共有するのは、メッセンジャーではキツイ。
Skypeでもキツイ。

まぁ勤務先は、出張費削減にSkype導入して、すごく仕事やりやすくなりましたけど……
(電話で済む要件を長野から三重に呼び出しして報告させるとか、品証部はマジキチ)

てか勤務先が最近受けた仕事の場合、協力会社、委託関係等がもう滅茶苦茶。

長野、東京、神奈川、三重に分散。
⇒仕様変更がスムーズに伝わらず、というか電話のみによる仕様連絡が多発し、失敗。

北海道、東京、大阪に分散
⇒ハードが大阪にしかなく、他の地域で実機確認できず
⇒失敗。

勤務先の先輩の場合
・彼女が大阪に在住
⇒いつの間にか自然消滅

・彼女が三重に在住
⇒月一回のペースで三重に行く。
⇒有給の残りがもう限界。


まぁ、物理的距離が離れると、色々伝わらないってのは確かなようで……

てか、H氏は彼女との物理的距離を詰めるとのこと。
回線品質もプロトコルも気にする必要がないというのは、素晴らしいことですね。

M氏と、以前に話していたのを思い出して。

ラブプラスの問題点。
場面切り替えで、黒い背景が多様されてる。
(シーン⇒黒背景⇒シーン)

これだと、自分の顔が映り込んで、激しく萎える。
(キモイおっさんの顔が映り込むとか、仕様バグだろ!)
⇒白基調のパターン画像等にすれば解決できそう。
 (ディフォルメしたキャラ画像が流れるとかも良いね)

って話してたのですが……

現在製作中のノベルゲームでも
やっぱり同じ問題が発生。
(ノングレア液晶だから、制作現場では気にならないんですけどね。)

でも、演出を考えると
黒へのフェードアウトと、白へのフェードアウト
は確実に別の意味を持ってるし。

シーンの繋ぎでも、間に黒を挟まざるをえないことがある。
(管理画面→イベント画面等ならパターン画像とか
 クロスフェードでも違和感はない。
黒画像に、時間経過とか意味付けした場合に問題がある。)

てか、ギャルゲーに限らず、一般映像作品でも同様の問題が発生
するんじゃないでしょうか?

とりあえず、ギャルゲーメインの場合、グレア(光沢)液晶は
地雷ってことで。
(え。ユーザーがキモイおっさんじゃなければ良いって?
 自分が楽しめないもの作ってどうするのかと……)

Silverlight4の練習中。

MS社のガイドラインをなるべく忠実に実装してみた。
・分離ストレージを使ってオフライン中も動作する
 (オフラインを意識させない)
・オンラインになったらサーバーと同期する
・保存指示しなくても、勝手に保存されてる

他にも色々公開されてるけど、まだ未対応
(画面に説明文を入れるべきとか色々)

・MS的にはWCFで通信して・・・なんだろうけど、
 とりあえずJSONで通信してMYSQLに保存。
・書籍の詳細はAmazonにRESTしてXMLで貰う)

で、これ
http://www2.atpages.jp/fokiba/SL/Books/BookManTestPage.html

とりえあず、サーバー側に保存してるのは、ISBNコードのみ。
なんとなくマルチユーザー対応にしてみた。

てか、使い勝手に関する部分のガイドラインが公開されたのは大きい気がする。
現時点じゃ微妙なところあっても、数年後にはだいたいの定石が決まる。
⇒デスマでリスト潰すみたいな開発が一般化する?


てか、フリーのバーコード認識ライブラリ使わせて頂いたのですが
EAN以外にも対応してるからか、イマイチ認識精度が悪い。
使い勝手を言えば、ここの認識精度が一番重要だろう?
→画像解析拘りまくってたら、その間にμチップ使った在庫管理が一般化
しましたよwとかが日本的ですねw


てか、Silverlightすごく幸せな気がする。
メディアプレーヤーとかIEのプリインストールが違法になった時みたいに欧州委員会とかがゴネないでくれれば良いのですが……
HTML5とか、JSとかHTMLの悪夢再びなんじゃないかと……


てか、そろそろ本格的にギャルゲーエンジンつくろうって、マプル氏と相談してて、GAE(GoogleAppEngine)使えるか検討しようって話しだったのに、全然できてないorz

残業規制が強化された代わりに導入されたもの。

業務終了時に、その日の残業務を紙に書き出して、壁に貼る。

⇒導入1週間で、壁が悲惨な事になってるのですがwwwwwww


経営陣の方々、無理を自覚できましたでしょうかwwwwww

コンシューマーゲーム機10年ぶりに触ってみて思う。

ラブプラス(NDS)は起動パスワード付けるべきなんじゃないか?
もしも、仮に、主人公の名前に本名付けたとして、同僚にでも見られた日には
爆死的ですよ?

(表記だけハンドル名にして、発音だけ本名にしようとか通用しませんよ?
 起動直後のメニュー画面に読みまで表示されますから・・・)


大人ならまだしも、コンシューマーゲーム機といえば、小さい子供もプレイするわけで……
小学生とかだと、イジメにあったり、黒歴史になったりしかねませんよ?

(○○がラブプラスに本名入れてるぞ〜
  「○○君、その調子でがんばって!!」
  こいつ、ゲームに褒められて喜んでるwwwwキモヲタ野郎だwwww
  ⇒黒歴史化、魔法使い候補誕生へorz)

まぁ、今の小学生はCC知らないでしょうし、丹下ボイスで名前呼んでもらえるなら
黒歴史化覚悟、とはならないと思いますが。
(公子先生@CLANNADの声で名前呼んでもらえるなら黒歴史覚悟、ならありえるかも?)


まぁ、文化の違いなのだと思いますが…
10年間、パソゲーのみだった人間からすると、起動パスワードの無いハードはかなり異質に見えます。


それとも、ほぼ全ての自社製アプリで、ドングルとか、ICカード認証(+パスワード)
採用してる故の職業病でしょうかね?

さぁさぁ、サンプル版の制作も大詰め。
で、毎度の事ながら背景用写真の撮り貯め中です。
→背景画描くほど余裕がありません。

ネットで探せばと思われるかもしれませんが、これが結構大変。
イメージに合う写真が無かったり、有ってもレタッチ禁止、加工不可
だったり。
まぁ、天気の良い日に自分で撮影すれば、レタッチも、切り出しも有り
なんで撮影の結構楽だったりします。

で、一般住居の写真が必要なのですが、こればかりはギャルゲーに使う
背景画像撮らせて欲しいと他人に頼めるわけもなく……
現住所も明らかな一人用6畳アパートなので不可

色々考えた末に、マンションショールームに行ってきたのですが。
――あれは駄目ですね。

まず、ゲームの舞台は一般民家なのに、大々的にショールーム公開してる
ようなマンションは分譲価格が一億円台……
※てか、札幌中央部での大規模なマンション開発は3年ぶりらしい。
※札幌で一億円は最上位グレードかと思われます。

内装やら、小物やら、高級すぎてイメージに合いませんwww
見に来てる人もブルジョアな雰囲気の家族連ればかりです。

ただ見せてくれれば良いのに、営業さんに付き添いされ
入居予定が無い方もマンション投資でも魅力的な物件とか説明され
撮影するタイミングが掴めない。

で、色々説明聞き終えて写真撮影申し込んだのですが……
「でざいなーずぶらんどの家具」を使ってるから写真撮影禁止とか、
とことんダメダメです。

見学は面白いのですが、撮影現場は開発中ゲームのグレードを考えて
選定しなければなりませんね。

ついでに家具メーカーのショールームにも行ってみたのですが、
ほとんど壁がない為、屋内背景として使うのは難しそうでした。