先日公開したごろ寝リモコンは、GCM(Google Cloud Message)を利用して
Android→PC用Chromeブラウザの通信を行っています。

ただ、パフォーマンスに難があるんですよね…
(一秒に一回とか、ユーザー毎の回数制限があったりとか

で、調べたところChromeではWebRTC(Web Real Time Communication)に対応しているとのこと

WebRTCはHTML5で対応された新規格のP2P通信技術。
NATやファイアウォールを越えて、ブラウザ同士でP2P通信ができるプロトコルです。

これならAndroidアプリとPCを繋いで、自由度の高い通信が実現できそうです。

ただ課題もあるんですよね。

FWが無い環境では、STUNによりNAT超えができるようなのですが
FW環境では、サーバー経由のトンネル通信になります。

1ユーザーあたり数MのRAMが消費されますから、サーバーのRAMにユーザー数が依存してしまいます
無料アプリですからね、サーバーも無料で無いと赤字になってしまいます

WebRTCによる接続に成功
→高レスポンスの制御が可能

WebRTCによる接続に失敗
→現状通りGCMで通信

これでしょう